米雇用は堅調さ継続、緩和縮小の討議開始を希望=ダラス連銀総裁

米ダラス地区連銀のカプラン総裁は10日、4月の米雇用統計は予想を大きく下回ったものの、今年は雇用が力強く伸びるとの見方を変えていないとし、量的緩和(QE)縮小を巡る討議を開始したいとの考えを改めて表明した。写真はカプラン総裁。2020年1月撮影(2021年 ロイター/Ann Saphir)
米ダラス地区連銀のカプラン総裁は10日、4月の米雇用統計は予想を大きく下回ったものの、今年は雇用が力強く伸びるとの見方を変えていないとし、量的緩和(QE)縮小を巡る討議を開始したいとの考えを改めて表明した。写真はカプラン総裁。2020年1月撮影(2021年 ロイター/Ann Saphir)

[10日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は10日、4月の米雇用統計は予想を大きく下回ったものの、今年は雇用が力強く伸びるとの見方を変えていないとし、量的緩和(QE)縮小を巡る討議を開始したいとの考えを改めて表明した。

カプラン総裁はブルームバーグテレビに対し、一段の進展がみられるにつれ、テーパリング(量的緩和の縮小)を巡る討議を開始することが健全だとし、債券買い入れの効果、副作用、意図せぬ結果について議論することが望ましいと指摘。「それほど遠くない将来の討議開始を望んでいる」と述べた。

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