米テスラ、運転支援でカメラ重視鮮明に レーダー不使用モデルも

5月25日、テスラは北米で販売する「モデル3」と「モデルY」について、今月から、半自動運転機能のためにカメラのみが装備され、レーダーは装備しないと発表した。「モデル3」、トロントのオートショーで昨年2月撮影(2021年 ロイター/Chris Helgren)

[バークレー(米カリフォルニア州) 25日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは25日、北米で販売する「モデル3」と「モデルY」について、今月から、半自動運転機能のためにカメラのみが装備され、レーダーは装備しないと発表した。

テスラ車の衝突事故がこのところ相次いだことを受け、同社の「オートパイロット」や「フルセルフドライビング(FSD)と呼ばれる半自動運転機能に関し、規制当局やメディアの注目度が高まっている。

テスラは発表文で、「カメラの視覚機能とニューラルネット処理のみでオートパイロットやFSD、特定のアクティブ安全機能を提供する初めてのテスラ車となる」とした。

自動運転車を開発するウェイモなどの企業は大半、車両にカメラとレーダーなどのセンサーを装備するが、テスラは周囲の車や人などを検知し、解析するのにカメラの活用に重点を置いてきた。この結果、コストが抑えられ、運転支援機能の実用化につながった。ただ、専門家や他の企業は安全上の懸念があるとしてきた。

テスラは、カメラ中心のシステムへの移行によって、車線中央での走行や駐車を支援する機能などが制限される可能性があると説明。

「モデルS」や「モデルX」、北米以外の市場向けの全ての車両には引き続きレーダーを装備するとした。

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