中国版GPSの「北斗」、2025年までに国内市場規模が1兆元に
Newsfrom Japan
- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский

中国国営通信社の新華社は26日、中国版全地球測位システム(GPS)「北斗」について、2025年までに1兆元(1562億2000万ドル)相当の国内製品・関連サービスを支えることになると伝えた。写真は展示された模型、2020年9月、北京で撮影(2021年 ロイター/Tingshu Wang)
[北京 26日 ロイター] - 中国国営通信社の新華社は26日、中国版全地球測位システム(GPS)「北斗」について、2025年までに1兆元(1562億2000万ドル)相当の国内製品・関連サービスを支えることになると伝えた。
北斗は米空軍が運用するGPSに代わるものとして昨年6月に完成。国内衛星市場の成長をさらに促すとみられている。
新華社は業界会合で示されたデータを基に、中国の衛星ナビゲーション産業は毎年平均で20%以上の成長を見せており、20年に4000億元を突破したと報じた。
中国はまた、習近平国家主席肝入りの巨大経済圏構想「一帯一路」に参加している国を含め、北斗システムの海外での利用を積極的に後押ししている。
新華社によると、北斗に関連した製品は約120カ国に輸出されており、世界でユーザー1億人以上の役に立っているという。
(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html