ロシア、ベラルーシ領空迂回のモスクワ便承認へ=報道
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ロシアメディアRBCが27日夜報じたところによると、ロシア当局は欧州の航空会社に対し、ベラルーシ領空を迂回するルートによるモスクワ便の運航を認める方針。モスクワの国際空港で1月撮影の提供写真。(2021年 ロイター)
[モスクワ 28日 ロイター] - ロシアメディアRBCが27日夜報じたところによると、ロシア当局は欧州の航空会社に対し、ベラルーシ領空を迂回するルートによるモスクワ便の運航を認める方針。
ベラルーシが民間航空機を強制着陸させ、反体制派のジャーナリストを拘束したことを受けて、欧州連合(EU)は航空会社に対しベラルーシ上空の飛行を避けるよう求めた。
ロシアはエールフランスのパリ─モスクワ便とオーストリア航空のウィーン─モスクワ便について、ベラルーシ領空を迂回したルートの申請を認めず、両便は欠航となった。
ロシアはベラルーシを支援するためにベラルーシ上空を飛行しないロシアーEU間の航空機運航を全面的に禁止するとの見方が出ていた。
しかしロシアのタス通信はオーストリア航空の申請が28日に一転して承認されたと報じた。
RBCはロシア運輸省に近い筋の話として、ベラルーシ領空を迂回したモスクワ発着便を当局が近く正式に承認すると伝えた。これまでは新たなルートの設定に関する技術的な問題があったという。
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