テニス=ジョコビッチ「記者会見はテニスの一部」、大坂の拒否巡り
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男子テニスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(写真)は、大坂なおみが今季の四大大会第2戦、全仏OPで記者会見に応じない意向を示したことを受けて、取材対応はテニスの一部との見解を示した。メルボルンで2月撮影(2021年 ロイター/Asanka Brendon Ratnayake)
[メルボルン 28日 ロイター] - 男子テニスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、大坂なおみが今季の四大大会第2戦、全仏オープン(OP)で記者会見に応じない意向を示したことを受けて、取材対応はテニスの一部との見解を示した。
女子世界ランキング2位の大坂は、自身の心の健康を守るために全仏OPでは会見に一切応じないと表明。アスリートら複数が支持の声を上げる一方、フランス・テニス連盟(FFT)のジル・モレトン会長は非難するなど、テニス界に波紋を呼んでいる。
ジョコビッチは27日、報道陣に対し「彼女なりの理由があるのだろう。時に記者会見が非常に不愉快なものになり得るというのは理解できる」と大坂に一定の理解を示した上で、「これもテニスの一部であり、ツアーに参戦する選手には付き物。やらなければならないことだし、そうでなければ罰金となる。女子のことは分からないが、少なくとも男子ではそのようになっている」と述べた。
四大大会のルールによると、選手は試合終了から30分以内に記者会見に出席しなければならず、怠った場合はけがや身体的理由によるものでない限り、最大2万ドル(約220万円)の罰金が科される。ジョコビッチは2019年全米OPシングルス4回戦で失格になった後に記者会見に出席せず、7500ドルの罰金処分となっていた。
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