テニス=ビランデル氏、会見拒否の大坂に「再考か欠場か」
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テニスの四大大会で7回優勝の実績を持つマッツ・ビランデル氏は30日、四大大会の全仏オープンで試合後の記者会見に応じない姿勢を見せている大坂なおみ(写真)について、考え直さないならばプレーすべきでないと述べている(2021年 ロイター/Susan Mullane-USA TODAY Sports)
[パリ 30日 ロイター] - テニスの四大大会で7回優勝の実績を持つマッツ・ビランデル氏は30日、四大大会の全仏オープンで試合後の記者会見に応じない姿勢を見せている大坂なおみについて、考え直さないならばプレーすべきでないと述べている。
試合後の記者会見は選手の責務であり、拒否した場合は罰金となる可能性がある。大坂は、大会前から精神的に負担が大きいとして記者会見に応じない姿勢を示し、実際に1回戦の勝利後はコートサイドインタビューには応じたものの、記者会見は拒否した。
ビランデル氏は、大坂だけ特別扱いされる理由はないとし、「彼女にはスポンサーもいるし、世界で最も高額を稼ぐ女子アスリートだ。私たちは偉大なチャンピオンが勝つところを見たいし、喜ぶところも見たいが、物事が厳しい状況のときに素晴らしい選手からインスパイアされたいとも思う」とコメント。
また、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて、心の健康はいまや多くの人が抱える問題であるとの見解を示し、「なおみ、あなたは考えを改める必要がある。そうでなければ、仕事に向き合う準備ができるまで大会でプレーすべきではない」と主張した。
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