前場の日経平均は続落、持ち高調整が中心で方向感欠く
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6月1日、 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比166円11銭安の2万8693円97銭となり、続落した。都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 1日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比166円11銭安の2万8693円97銭となり、続落した。前日の米国株式市場は休場で材料に乏しく、月初のポジション調整やリバランスが中心で方向感を欠く動きとなった。
日経平均は朝方に反発で始まったが、マイナス圏に沈んで下げを拡大する場面もあった。ただ、相場全体に影響しそうな材料を欠き、市場では「ポジション調整やリバランスがぶつかり合い、行ったり来たりしている印象」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声が聞かれた。
ソフトバンクグループやKDDI、リクルートホールディングスの下げが日経平均の重しとなった一方、トヨタ自動車やデンソー、スズキなどの上昇が支えになった。
TOPIXは0.30%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9745億6900万円と細っている。東証33業種では、鉄鋼や医薬品、サービス業など22業種が下落し、鉱業や繊維業、輸送用機器など11業種が上昇した。
東証1部の騰落数は、値上がりが968銘柄、値下がりが1082銘柄、変わらずが139銘柄だった。
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