バイデン氏、黒人虐殺事件から100年のタルサ訪問 現職米大統領で初

6月1日、バイデン米大統領は、1921年に白人暴徒による黒人虐殺事件が発生したオクラホマ州タルサを訪れ、100年目の追悼式に参加した。(2021年 ロイター/Carlos Barria)
6月1日、バイデン米大統領は、1921年に白人暴徒による黒人虐殺事件が発生したオクラホマ州タルサを訪れ、100年目の追悼式に参加した。(2021年 ロイター/Carlos Barria)

[タルサ(米オクラホマ州) 1日 ロイター] - バイデン米大統領は1日、1921年に白人暴徒による黒人虐殺事件が発生したオクラホマ州タルサを訪れ、100年目の追悼式に参加した。

現職大統領がタルサを訪れるのは初めて。

バイデン大統領は犠牲者に黙祷を捧げた後、「この地で起きた歴史はあまりにも長い間、沈黙の中で語られてきた」とし、「これは暴動ではなく、史上最悪の大虐殺の一つだった」と演説した。

さらに、バイデン政権は格差問題への取り組みに向け、小規模で不利な立場にある企業に対する連邦政府との契約を拡大するほか、持続的な貧困に苦しむ地域に数百億ドルを投じる計画などを表明した。

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