欧州でEV販売急増、新車9台に1台が低公害車=欧州環境機関
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欧州環境機関(EEA)は29日、昨年欧州で販売された新車の9台に1台が電気自動車(EV)またはプラグインハイブリッド車(PHV)で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって自動車販売全体が落ち込んだにもかかわらず、低公害車の販売が急増したと発表した。ロンドン市内のEVバス(2021年 ロイター/Toby Melville)
[ブリュッセル 29日 ロイター] - 欧州環境機関(EEA)は29日、昨年欧州で販売された新車の9台に1台が電気自動車(EV)またはプラグインハイブリッド車(PHV)で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって自動車販売全体が落ち込んだにもかかわらず、低公害車の販売が急増したと発表した。
電気自動車の販売増加により、昨年欧州で販売された新車の平均二酸化炭素排出量は2019年から12%減少。減少は4年ぶりで、欧州連合(EU)が10年に自動車の排出量基準を導入して以来、最大の年間減少率となった。
暫定データによると、EU、アイスランド、ノルウェー、英国で昨年登録された1160万台の新車のうち、EVまたはPHVが占める割合は11%と、19年の3.5%から約3倍となった。
パンデミック禍で新車販売台数全体が減少する一方、欧州のEVまたはPHVの販売台数は増加し、20年は100万台を突破した。
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