仏「デルタ株」の感染割合3分の1に 伊でも拡大 夏に流行再燃も
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フランスのベラン保健相は2日、国内の新型コロナウイルス感染者のうち、インドで最初に検出された感染力の強い変異ウイルス「デルタ株」の感染者の割合が約3分の1に達したと明らかにした。パリ・オルリー空港のようす。1日撮影(2021年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
[パリ/ミラノ 2日 ロイター] - フランスのベラン保健相は2日、国内の新型コロナウイルス感染者のうち、インドで最初に検出された感染力の強い変異ウイルス「デルタ株」の感染者の割合が約3分の1に達したと明らかにした。
6月29日時点では約2割だった。
ベラン保健相は「この夏、国内で流行が再燃する恐れがある」と述べた上で、できるだけ多くの国民がコロナワクチンの接種を受けるよう呼び掛けた。
フランスでは、国民の50.6%が1回目の接種を受け、31.4%が接種を完了している。
こうした中、イタリア国立衛生研究所(ISS)は、6月22日時点でデルタ株感染者の割合が約22.7%と、5月18日時点の1%から拡大したと発表した。これに対し、アルファ株(英国株)の割合は従来の88.1%から57.8%に縮小したという。
イタリアでは、国民の56.8%が1回目の接種を受け、31.6%が接種を完了している。
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