サッカー=差別発言問題のグリーズマン、コナミが契約解除
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Soccer Football - La Liga Santander - Valencia v FC Barcelona - Mestalla, Valencia, Spain - May 2, 2021 Barcelona's Antoine Griezmann REUTERS/Pablo Morano
[7日 ロイター] - 大手ゲームメーカーのコナミデジタルエンタテインメントは7日、サッカーのスペイン1部バルセロナに所属するアントワーヌ・グリーズマンと結んでいた遊戯王コンテンツにおけるアンバサダー契約を解除したことを発表した。
2019年夏にバルセロナが来日した際、グリーズマンはチームメートのウスマン・デンベレと共に、作業中の日本人ホテルスタッフを嘲笑。この場面をデンベレが撮影した動画がインターネット上に流出し、人種差別だとして大きな批判を浴びていた。
コナミは、サッカーコンテンツに関して「クラブパートナーの立場として本件の詳細な経緯と今後の対応の説明を求めていきます」としている。
バルセロナのユニホームスポンサーである楽天の三木谷浩史最高経営責任者(CEO)も「楽天はバルサの哲学に賛同し当クラブのスポンサーをしてきただけにこのような発言は、どのような環境下でも許されるものではなく、クラブに対して正式に抗議すると共に見解を求めていきます」とツイッターに投稿していた。
この件についてバルセロナは「ホテルの従業員に対する彼らの態度は敬意を欠いていた」と声明を出し、「この件に関して不愉快な思いをした全てのファンとパートナーに対して、公式に謝罪したい」と表明した。
また、「両選手はすでに、日本のファンおよびパートナーへ謝罪と後悔の念を示しているが、今後も必要に応じて内部措置を講じる」と付け加えた。
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