F1=ハミルトン、人種差別受けたイングランドサッカー選手擁護
Newsfrom Japan
- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский

自動車レースF1で7回の個人総合優勝を誇るルイス・ハミルトン(写真)は、サッカーの欧州選手権決勝でPKに失敗し、SNS上で人種差別の被害に遭っているイングランド代表の黒人選手たちへのサポートを呼び掛けた。オーストリアのシュピールベルクで4日に代表撮影(2021年 ロイター)
[12日 ロイター] - 自動車レースF1で7回の個人総合優勝を誇るルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は、サッカーの欧州選手権決勝でPKに失敗し、交流サイト上で人種差別の被害に遭っているイングランド代表の黒人選手たちへのサポートを呼び掛けた。
11日にロンドンのウェンブリー競技場で行われたイタリアとの決勝は、PK戦でイングランドのマーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、ブカヨ・サカが失敗し、イタリアが3─2で制した。
これまでも積極的に社会正義を訴えてきたハミルトンは12日、インスタグラムに「結果を出さなければならないというプレッシャーは、全てのスポーツ選手が感じること。しかしマイノリティーの代表選手の場合、それは何層にも感じられる」と投稿。
「成功が2倍に感じられる一方、失敗したときに人種差別を受けると痛みも2倍に感じられる」とし、「今回の結果と母国の代表として戦ったことを、イングランド代表チームの全員に誇りに思ってもらいたい」と述べた。
(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html