ドイツ、コロナ規制解除に一段のワクチン接種が必要=首相
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[ベルリン 13日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は13日、新型コロナウイルス規制を解除するにはさらに多くの人がワクチンを接種する必要があると訴えた。英国で来週からコロナ規制がほぼ全面解除されることを受けて語った。
英国では19日にマスク着用と社会的距離(ソーシャルディスタンス)の法的義務が撤廃されるが、あるドイツ当局者は「極めて危険な実験」だと述べた。
13日にドイツで確認された感染者は646人で、前週の440人から増加。過去7日間の10万人当たり感染者割合は4.9人から6.4人に上昇した。
メルケル首相は記者会見で、「問題はどのくらいの人数がワクチン接種を求めるかだ。接種者が多いほど自由を取り戻せるようになる」と述べた。
フランスで医療従事者の接種が義務化されたのを受け、ドイツでも一部の職業従事者に接種を義務付けるべきか議論になっているが、メルケル氏は「接種の強制はない」とし、強制は接種促進策に対する信頼を損なう可能性があると付け加えた。
さらに、秋にはロックダウン(都市封鎖)を回避したいと述べたが、より多くの人がワクチンを接種しても、社会的距離などの感染対策をなお続けることが重要と述べた。
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