五輪=バイルズに勝てるのはバイルズだけ、体操の絶対的女王
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2016年リオデジャネイロ五輪で19歳にして金メダルを4つ獲得した体操のシモーネ・バイルズは、絶対的な女王として東京五輪に挑む。米ミズーリ州セントルイスで6月撮影(2021年 ロイター/Lindsey Wasson)
[東京 20日 ロイター] - 2016年リオデジャネイロ五輪で19歳にして金メダルを4つ獲得した体操のシモーネ・バイルズ(米国)は、絶対的な女王として東京五輪に挑む。
バイルズはここ9年間、一度も個人総合で敗れたことがなく、東京五輪でも「バイルズに勝てるのはバイルズだけ」と金メダル獲得の本命というのが一般的な見方となっている。
バイルズが個人総合で勝てなかったのは2013年3月にドイツで開催された大会が最後。それ以降、五輪でも世界選手権でも頂点に立ち続けている。
ただ、最近になって、平均台から落ち、床運動ではステップアウトし、段違い平行棒でもベストの演技が見られないなど、これまでとは少し状況が異なっている。自分の高い基準を満たせないことへの失望から涙を流すシーンもあった。
東京五輪の米国代表選考会では最終的に合計得点トップで出場権を獲得したものの、2日目にはスニーサ・リーに総合1位を許していた。
もっとも、そういった状況があったとはいえ、バイルズは依然として金メダル候補の最右翼と目され、ともに五輪メンバーに選ばれたリーも不調は一過性のものにすぎないとして「もう二度と起きないと思う」とコメント。
バイルズは選考会後に「戻って、もっと頑張ればいい。これは旅の始まりにすぎない」とモチベーションを新たにしていた。
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