五輪=橋岡が37年ぶり6位入賞、男子走り幅跳び 金はテントグル

東京2020

東京五輪は2日、男子走り幅跳びの決勝を行い、橋岡優輝は6回目に8メートル10を跳び、日本人として37年ぶりとなる6位入賞を果たした(2021年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
東京五輪は2日、男子走り幅跳びの決勝を行い、橋岡優輝は6回目に8メートル10を跳び、日本人として37年ぶりとなる6位入賞を果たした(2021年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[2日 ロイター] - 東京五輪は2日、男子走り幅跳び決勝を行い、橋岡優輝が6回目に8メートル10を跳び、日本人として37年ぶりとなる6位入賞を果たした。ミルティアディス・テントグル(ギリシャ)が金メダル。キューバ勢のフアンミゲル・エチェバリアとマイケル・マッソが、銀と銅を獲得した。

橋岡は競技後、「悔しいです。かみ合わせの部分でうまくいってないところがあったので、そういったところでもう少しうまくやれていたらなというようなところの後悔はある」とコメント。「最終的には8メートルを超えられていたので、そこだけはまだ良かったのかなと思う」と語った。

6位に入賞したことについては「これからパリに向かって、日本陸上界にとっても良いスタートを切れる」と話した。

橋岡は埼玉県出身の22歳。2019年のアジア選手権では8メートル22センチを飛び優勝した。

アスリート一族に生まれ、叔父の渡辺大輔は2000年のシドニー五輪の幅跳び日本代表。いとこの橋岡大樹は今大会、サッカー日本代表として出場している。

父の利行さんは棒高跳びの元日本記録保持者で、日本選手権を7回制した。母親の直美さんも高校時代に100メートルハードルと三段跳びで日本記録を出した。

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