五輪=表彰台で銀メダル掛けなかった英ボクサー「傷ついていた」

東京2020

東京五輪のボクシング男子ライトヘビー級で銀メダルを獲得したベンジャミン・ウィテカー(左端)は4日、表彰台でメダルを首に掛けなかった自らの行為について説明した。代表撮影(2021年 ロイター)
東京五輪のボクシング男子ライトヘビー級で銀メダルを獲得したベンジャミン・ウィテカー(左端)は4日、表彰台でメダルを首に掛けなかった自らの行為について説明した。代表撮影(2021年 ロイター)

[東京 4日 ロイター] - 東京五輪のボクシング男子ライトヘビー級で銀メダルを獲得したベンジャミン・ウィテカー(英国)は4日、表彰台でメダルを首に掛けなかった自らの行為について説明した。

ウィテカーはポケットに手を入れたまま表彰台に上がり、手にした銀メダルも身につけなかった。「今朝、起きたときは自分の日になると信じていた」というウィテカーは、「それがかなわず、あの時点では銀メダルを祝う気持ちになれなかった」とレポーターに語った。

表彰式後にチームオフィシャルから助言を受けたウィテカーは、メディアの前に出てきたときは銀メダルを首に掛けていた。

ウィテカーは金メダルを獲得したアルレン・ロペス(キューバ)について、間違いなく優れたボクサーであり、自らの行為は彼を侮辱する意図はなかったと釈明し、「私は深く傷つき、本当のところはきまりが悪かった」と自らへの失望が理由だったとしている。

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