ボクシング=スペンス、網膜裂孔でパッキャオ戦辞退
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ボクシングのウエルター級統一王者エロール・スペンス(写真)が左目の網膜裂孔により、8月21日に予定されていた元8階級制覇のマニー・パッキャオとの試合を辞退した。英シェフィールドで2017年5月撮影(2021年 ロイター)
[10日 ロイター] - ボクシングのウエルター級統一王者エロール・スペンス(米国)が左目の網膜裂孔により、8月21日に予定されていた元8階級制覇のマニー・パッキャオ(フィリピン)との試合を辞退した。主催者が10日に発表した。
スペンスは27戦全勝の記録を持つ世界ボクシング評議会(WBC)、国際ボクシング連盟(IBF)ウエルター級王者。9日に受けた試合前のメディカルチェックで網膜が破れていることが発覚した。
すでに拠点のあるダラスに戻り、11日に修復手術を受ける。スペンスはリリースで「対戦を心待ちにしていた。残念ながら医師の診断で左目に裂傷が見つかり、早急な手術が必要になった」と語った。
対戦予定だったパッキャオは「みんなにスペンスの完治を一緒に祈ってもらいたい。これ以上のダメージを受ける前に彼の目の状態が判明したことを神に感謝する」との言葉を贈った。
辞退したスペンスの代わりに、世界ボクシング協会(WBA)王者で2008年北京五輪銅メダリストのヨルデニス・ウガス(キューバ)がパッキャオと対戦する。
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