菅首相、二階自民党幹事長と会談 総裁選について議論か

[東京 25日 ロイター] - 菅義偉首相と自民党の二階俊博幹事長が25日、党本部で会談した。首相は病床確保など新型コロナウイルス対策を議論したとだけ説明したが、政権運営の焦点である総裁選や衆院選日程について協議した可能性がある。

菅首相は午前11時に党本部に到着し、約30分で幹事長室を後にした。その後、首相官邸で記者団に対して「新型コロナの感染が拡大している中では病床確保が極めて大事で、党として政府と一体となって確保に努めようという話をした」と述べた。衆院解散について議論したかとの質問には答えなかった。

共同通信などによると、首相は「自民党総裁選は粛々と実施してほしい。総裁選日程が決まれば異論はない」と伝えたという。

自民党は26日に総裁選の選挙管理委員会を開催し、9月30日に任期を迎える総裁(菅首相)の選挙日程を正式決定する予定。17日告示・29日投開票を軸に、調整が進んでいる。

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