日経平均は反発スタート後もみあい、米株高を好感 全業種が値上がり

経済・ビジネス

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比226円46銭高の2万7867円60銭となり、反発して始まった。写真は2009年11月、都内で株価ボードを見る人(2021年 ロイター/Toru Hanai )
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比226円46銭高の2万7867円60銭となり、反発して始まった。写真は2009年11月、都内で株価ボードを見る人(2021年 ロイター/Toru Hanai )

[東京 30日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比226円46銭高の2万7867円60銭となり、反発して始まった。前週末の米株高を好感する形となった。その後は、2万7800円台でのもみあいとなっている。

東証33業種では、全業種が値上がり。海運業、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属、鉄鋼、不動産業などが値上がり率上位となっている。

前週末27日の米国株式市場はS&P総合500種指数とナスダック総合指数が最高値更新となった。パウエルFRB議長は米年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)での講演で、テーパリング(量的緩和の縮小)開始時期について、年内が適切との見方を示しながらも、具体的な時期については明言を避けた。これを受け、金融引き締めを急いでいないとの見方が広がった。

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