前場の日経平均は小反落、引き続き月末安アノマリーを意識

8月31日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比53円95銭安の2万7735円34銭となり、反落した。都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
8月31日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比53円95銭安の2万7735円34銭となり、反落した。都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 31日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比53円95銭安の2万7735円34銭となり、反落した。引き続き月末安アノマリーが意識されたほか、重要経済指標を控え様子見ムードが広がった。

日経平均は一時プラス圏に浮上する場面も見られたが上値は重く、2万7700円台でのもみあいが続いた。

30日の米国株式市場はダウ工業30種が小反落、S&P総合500種とナスダック総合が連日の最高値更新となった。景気回復への安心感が広がり、投資資金がハイテク株に向かった。

日経平均はダウ安の流れを引き継ぎ、反落スタート。朝方から景気敏感株を中心に売りが先行した。一時10円07銭高まで浮上したが、香港ハンセン指数や上海総合指数などのアジア株が下げ幅を拡大したことが重しとなり、上値を追う展開にはならなかった。

市場では「7─8月は例年夏枯れ相場となり方向性が出にくい中、きょうはそれに加えて月末安が意識されている。国内での緊急事態宣言、総裁選の行方も気がかりで積極的に買いづらい」(国内証券)との声が聞かれた。

TOPIXは反落し0.28%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0374億6200万円。東証33業種では、陸運業、空運業、保険業、電気・ガス業などの26業種が値下がり。海運業、鉄鋼、精密機器などの7業種は値上がりした。

個別では、ソフトバンクグループ、ネクソン、電通グループなどが下落。リクルートホールディングス、エムスリー、テルモは上昇した。

そのほか、関西スーパーマーケットが東証1部の値上がり率トップ。31日、エイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)が子会社化すると発表したことが材料視された。H2Oは小幅安となった。

東証1部の騰落数は、値上がりが902銘柄、値下がりが1157銘柄、変わらずが118銘柄だった。

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