三菱電、低圧遮断器の第三者認証定期検査で不適切行為

[東京 1日 ロイター] - 三菱電機は1日、福山製作所(広島県福山市)で製造する低圧遮断器の一部であるUL489遮断器で、米国の第三者安全科学機関による工場定期検査に用いるサンプルに関して不適切な行為があったことが判明したと発表した。

量産品と異なる部品を用いたり、規定条件より低い電圧で遮断試験を行っていたという。

不適切行為は2005年ごろから行われていたことが確認されている。

この問題については、今年7月に設置した調査委員会が調査を進め、結果がまとまり次第、原因や再発防止策を公表する予定としている。

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