全国のコロナ重症者減少、今後の動向見極め必要=官房長官

政治・外交

9月1日、加藤勝信官房長官は記者会見で、新型コロナウイルスの感染状況に関し、8月31日の全国の重症者が前日比で7月20日以来となる減少になったものの、減少が継続するかどうかは今後の動向をしっかり見る必要があるとの見解を示した。写真は都内で2019年9月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
9月1日、加藤勝信官房長官は記者会見で、新型コロナウイルスの感染状況に関し、8月31日の全国の重症者が前日比で7月20日以来となる減少になったものの、減少が継続するかどうかは今後の動向をしっかり見る必要があるとの見解を示した。写真は都内で2019年9月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 1日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は1日午後の会見で、新型コロナウイルスの感染状況に関し、8月31日の全国の重症者が前日比で7月20日以来となる減少になったものの、減少が継続するかどうかは今後の動向をしっかり見る必要があるとの見解を示した。

加藤官房長官によると、8月31日の全国の重症者数は2092人で前日比18人の減少だった。前日比で減少したのは7月20日以来となったが「1日の減少だけで見るのではなく、今後の動向をしっかり見ていく必要がある」と指摘。厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードでの議論など専門家の評価と分析を踏まえて、感染状況の動向を判断していく姿勢を示した。

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