債券市場の機能度DI、8月は-27 前回から横ばい=日銀

[東京 1日 ロイター] - 日銀が1日発表した「債券市場サーベイ」の8月調査によると、債券市場の機能度に対する市場参加者の見方を示す機能度判断DIはマイナス27となった。前回5月調査から横ばいだった。

調査期間は8月2日から6日。日銀の国債売買オペ先や大手機関投資家など69社を対象に行った。3カ月前と比べた変化として機能度は「さほど改善していない」との回答が61社と最も多かった。

機能度や流動性に関する各設問では評価がまちまちとなったが、「前回との比較でみればほとんどの項目が小幅な変化」(担当者)としている。

金利の先行き見通しは、前回調査と比較すると10年債や20年債を中心にいくぶん低下したかたちとなっているが、全体として「大きな変化はない」(同)という。

長期金利(新発10年国債利回り)の先行き見通しの中央値は21年度末が0.08%(前回は0.10%)、22年度末が0.10%(同0.15%)、23年度末が0.15%(同0.15%)。

20年債利回りでは、21年度末が0.45%(前回は0.50%)、22年度末が0.50%(同0.55%)、23年度末が0.55%(同0.60%)だった。

30年債利回りの見通しの中央値は、21年度末が0.70%、22年度末が0.75%、23年度末は0.80%と、前回から変わらなかった。

機能度判断DIは機能度が「高い」と答えた割合から「低い」と答えた割合を差し引いた数字で、マイナスの数字が大きければ大きいほど市場機能が低下していると判断している市場参加者が多いことを意味する。

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