スズキ、9月の国内工場停止を拡大=コロナ影響で部品不足

スズキは2日、9月に操業を一時停止する工場を拡大すると発表した。写真はスズキ本社。2016年5月、静岡県浜松市で撮影(2021年 時事通信)
スズキは2日、9月に操業を一時停止する工場を拡大すると発表した。写真はスズキ本社。2016年5月、静岡県浜松市で撮影(2021年 時事通信)

[東京 2日 ロイター] - スズキは2日、9月に操業を一時停止する国内の完成車工場を相良工場(静岡県牧之原市)以外にも拡大すると発表した。東南アジアで新型コロナウイルスの感染が拡大し、部品調達に支障が出ているため。

いずれも静岡県内の製造拠点で、すでに3日間の停止を決めていた相良工場は5日間に延ばす。磐田工場(磐田市)はすべての操業を2日間、2勤を3日間止める。湖西第一工場(湖西市)はすべての操業を1日、2勤を10日間停止する。湖西第二工場(同)と浜松工場(浜松市)は、すべての操業をそれぞれ1日止める。

スズキは2022年3月期の業績予想で半導体不足に伴う生産への影響を約35万台と想定しており、今回の一時停止による影響台数は織り込まれているという。

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