テニス=大坂が全米敗退「しばらくプレーから離れようと思う」

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テニスの四大大会、全米オープンの女子シングルス3回戦、ディフェンディングチャンピオンで第3シードの大坂なおみ(写真)は18歳のレイラ・フェルナンデスにフルセットで敗れた(2021年 ロイター/Robert Deutsch-USA TODAY Sports)
テニスの四大大会、全米オープンの女子シングルス3回戦、ディフェンディングチャンピオンで第3シードの大坂なおみ(写真)は18歳のレイラ・フェルナンデスにフルセットで敗れた(2021年 ロイター/Robert Deutsch-USA TODAY Sports)

[ニューヨーク 3日 ロイター] - テニスの四大大会、全米オープンは3日、ニューヨークで女子シングルス3回戦を行い、ディフェンディングチャンピオンで第3シードの大坂なおみは、18歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)にフルセットで敗れた。

四大大会4勝を誇る大坂は第1セットを7─5で取ったものの、第2セットを6─7、第3セットを4─6で落とし、逆転負け。試合中には何度もラケットを叩きつけるなど感情的になる様子が見られ、第3セット途中にはスタンドにボールを打ち込み、審判から警告を受ける場面もあった。

大坂は記者会見で、試合中の挙動について「理由は分からない。冷静になろうと自分に言い聞かせていたが沸点があったのかもしれない」とコメント。「普段はチャレンジすることが好きだけれど、最近は自分の思い通りにならないと不安になってしまう。なぜ今のような状況になっているのか、自分でもよく分からない」と続けた。

「自分が何をしたいのかということを考えている段階だと思う」とし、今後については「正直なところ、次の試合がいつになるのか分からない。しばらくプレーから離れようと思っている」と涙を拭いながら語った。

第5シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)、第8シードのバルボラ・クレチコバ(チェコ)、第9シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)らは勝ち上がった。

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