東京マーケット・サマリー

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 109.89/91 1.1873/77 130.50/54

前日午後5時 109.89/91 1.1862/64 130.35/39

午後5時のドル/円は、前日東京市場午後5時時点と同水準の109円後半。米雇用統計発表後からドル安が進んでいる一方、リスクオンムードで円安基調ともなっているため「ドル売り・円売りの綱引きでドル/円は動きづらい」(国内証券)といい、朝方から方向感に乏しい展開が続いた。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 29916.14 +256.25 29883.92 29838.43─30048.23

TOPIX 2063.38 +22.16 2056.45 2054.44─2071.28

東証出来高(万株) 125738 東証売買代金(億円) 34335.01

東京株式市場で日経平均は続伸した。前日までの好地合いを引き継いで幅広く物色され、立ち会い時間中としては、4月9日以来、約5カ月ぶりとなる3万円台回復となった。3万円回復後は伸び悩んだものの、依然として政策一新期待や、新型コロナウイルスの感染者減少が材料視されている。東証1部の売買代金は連日の3兆円超えとなる大商い。TOPIXは連日の年初来高値更新となった。

東証1部の騰落数は、値上がり1477銘柄に対し、値下がりが602銘柄、変わらずが110銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.014

ユーロ円金先(21年12月限) 0.000 (変わらず)

安値─高値 0.000─0.000

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.014%になった。前営業日(マイナス0.018%)をやや上回った。「地銀や一部の大手行を中心に資金調達の動きが強まっている」(国内金融機関)。ユーロ円3カ月金利先物はまちまち。

<円債市場> 

国債先物・21年9月限 151.93 (+0.05)

安値─高値 151.84─152.00

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.035% (-0.005)

安値─高値 0.040─0.035%

国債先物中心限月9月限は前営業日比5銭高の151円93銭となり、反発して引けた。夜間取引で国債先物が軟化した流れを引き継ぎ、朝方は売りが先行。その後はじりじりと買い戻しが入り、強含みに転じた。30年債入札結果は無難と受け止められた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp低下の0.035%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.03─-0.06

3年物 0.04─-0.05

4年物 0.04─-0.05

5年物 0.05─-0.05

7年物 0.07─-0.02

10年物 0.13─0.03

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