再送タリバンとの実務協議に努力、政府代表をドーハに派遣した=官房長官

政治・外交

9月8日、加藤勝信官房長官は、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンとの対話について、米国など関係国と連携を取りながら実務的な協議などを行うべく努力していると述べた。現在のカブールの様子、パキスタン大使館の近くでデモをする日知人とタリバン、7日撮影(2021年 ロイター)
9月8日、加藤勝信官房長官は、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンとの対話について、米国など関係国と連携を取りながら実務的な協議などを行うべく努力していると述べた。現在のカブールの様子、パキスタン大使館の近くでデモをする日知人とタリバン、7日撮影(2021年 ロイター)

(本文1段落目の表記を一部修正しました)

[東京 8日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は8日午前の記者会見で、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンとの対話について、米国など関係国と連携を取りながら実務的な協議などを行うべく努力していると述べた。その上で、協議のため政府代表をカタール・ドーハに派遣したと明らかにした。

外務省の中東担当である上村司・政府代表は既に情報交換の拠点となっているドーハに入り、タリバン政治事務所や関係国のカウンターパートとの面会を実施していると説明した。

「現地に残ってる邦人、また現地職員等の安全確保、そして必要な出国支援に全力で当たっている」と述べた。

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