サッカー=W杯の隔年開催案、IOCのバッハ会長は冷淡な対応

IOCのトーマス・バッハ会長(写真右)は、FIFAの推す2年に1回のスパンでワールドカップ(W杯)を開催するという提案に冷ややかな反応を示した。写真左はFIFAのジャンニ・インファンティノ会長。スイスのローザンヌで2020年1月撮影(2021年 ロイター/Denis Balibouse)
IOCのトーマス・バッハ会長(写真右)は、FIFAの推す2年に1回のスパンでワールドカップ(W杯)を開催するという提案に冷ややかな反応を示した。写真左はFIFAのジャンニ・インファンティノ会長。スイスのローザンヌで2020年1月撮影(2021年 ロイター/Denis Balibouse)

[8日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、国際サッカー連盟(FIFA)の推す2年に1回のスパンでワールドカップ(W杯)を開催するという提案に冷ややかな反応を示した。

バッハ会長はサッカー界の論争に「火に油を注ぐ」ことはしたくないとしつつ、「結論やその可能性はFIFA内や各大陸の連盟を通じたディスカッションで徐々に明確になっている」とコメント。こうした動きを注視していく構えを見せた。

FIFAの提案に対しては、欧州サッカー連盟(UEFA)や各クラブ、選手やファンからも批判の声が上がっている。

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