サッカー=代表派遣拒否のプレミア勢、制裁で出場停止の可能性

新型コロナウイルスに関連した帰国時の検疫を巡り代表選手派遣を拒否したイングランド・プレミアリーグの各クラブが、FIFAから制裁を受ける可能性に直面している。写真中央は処分対象の1人とされているマンCのガブリエル・ジェズス。英マンチェスターで8月撮影(2021年 ロイター)
新型コロナウイルスに関連した帰国時の検疫を巡り代表選手派遣を拒否したイングランド・プレミアリーグの各クラブが、FIFAから制裁を受ける可能性に直面している。写真中央は処分対象の1人とされているマンCのガブリエル・ジェズス。英マンチェスターで8月撮影(2021年 ロイター)

[マンチェスター(英国) 8日 ロイター] - 新型コロナウイルスに関連した帰国時の検疫を巡り代表選手派遣を拒否したイングランド・プレミアリーグの各クラブが、国際サッカー連盟(FIFA)から制裁を受ける可能性に直面している。

リバプール、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)、チェルシー、マンチェスター・シティー(マンC)らは、英政府が定めるレッドリストに指定された国からの帰国時に厳格な検疫を必要とされることを嫌い、所属するブラジル人選手たちを先日の国際マッチ期間に出国させなかった。

関係者がロイターに語ったところによると、ブラジルサッカー連盟(CBF)は招集に応じなかった選手たちを国際マッチ期間後に5日間の出場停止にする規定の適用を検討しているとされ、後にCBFも「その情報は事実だ」と認めた。

CBFのスポークスマンは「FIFAには招集を拒否した選手たちへの処分のみを要求した」とコメント。東京五輪に参加して金メダルを獲得したエバートンのリシャルリソンに関しては処分の対象外だとしている。

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