IAEA調査団、12月訪日へ 原発処理水の海洋放出巡り

東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、国際原子力機関(IAEA)が12月に調査団を派遣することになった。6月撮影(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)
東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、国際原子力機関(IAEA)が12月に調査団を派遣することになった。6月撮影(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)

[東京 9日 ロイター] - 東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、国際原子力機関(IAEA)が12月に調査団を派遣することになった。経済産業省が9日、明らかにした。放出される水の状態や処分手順の安全性、放射性物質の影響について評価する。

IAEAのエブラール事務次長は記者団に対し「科学的根拠に基づくアプローチによる、客観的かつ透明性のある調査の実施が主要な目的だ」と表明。調査員はグロッシ事務局長によって選任され、中国や韓国など近隣諸国の専門家も含まれる可能性があるとした。

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