SBIHD、新生銀株の保有目的「重要提案行為」に変更

SBIホールディングスは10日、関東財務局に提出した変更報告書で、新生銀行株式の保有目的を「企業価値の向上および株主等の利益のため、重要提案行為等を行うこと」に変更した。写真は新生銀の都内の店舗、2010年10月撮影(2021年 ロイター/Yuriko Nakao)
SBIホールディングスは10日、関東財務局に提出した変更報告書で、新生銀行株式の保有目的を「企業価値の向上および株主等の利益のため、重要提案行為等を行うこと」に変更した。写真は新生銀の都内の店舗、2010年10月撮影(2021年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 10日 ロイター] - SBIホールディングスは10日、関東財務局に提出した変更報告書で、新生銀行株式の保有目的を「企業価値の向上および株主等の利益のため、重要提案行為等を行うこと」に変更した。従来は「純投資」と報告していた。

SBIHDは9日、新生銀株式を公開買い付け(TOB)し、保有比率を現在の約2割から最大48%まで引き上げると発表した。「第4のメガバンク構想」を掲げるSBIは、カード事業などに強みを持つ新生銀に資本業務提携を提案してきたが、前向きな回答を得らえなかったとしてTOBに踏み切る。

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