独中ロボット企業、2.2億ドル調達 ソフトバンクGのファンドなどから

[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ・中国の新興企業アジャイル・ロボッツは8日、ソフトバンクグループ傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」などから2億2000万ドルを調達したと明らかにした。

生産・販売事業の拡大に向けた投資に使うという。

アジャイル・ロボッツの評価額は10億ドルを超え、いわゆるユニコーン企業に仲間入りした。

アジャイル・ロボッツは2018年設立で本社はミュンヘンと北京の2カ所に構える。ソフトウエアとハードウエアの両方を提供している。製品には、スマートフォン組み立てや医療などで「スマート・アシスタント」の役割を担うことが可能な、5本指を持つロボットが含まれる。

創業者のチェン最高経営責任者(CEO)は「アジャイル・ロボッツは、これまで人間しか担えなかった産業分野の知的で精密な組み立て作業や医療の分野に、現実的に次世代ロボットを導入する」と発言。また「ロボット工学を新時代に導く自信がある」と強調した。

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