五輪=英国リレー銀メダル剥奪の可能性、ウジャが検体Bも陽性

東京2020

ドーピング検査の不正防止に取り組む国際検査機関は14日、東京五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した英国のチジンドゥ・ウジャ(左端)について、検体Bからも禁止薬物が検出されたことを発表した。東京で8月撮影(2021年 ロイター)
ドーピング検査の不正防止に取り組む国際検査機関は14日、東京五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した英国のチジンドゥ・ウジャ(左端)について、検体Bからも禁止薬物が検出されたことを発表した。東京で8月撮影(2021年 ロイター)

[14日 ロイター] - ドーピング検査の不正防止に取り組む国際検査機関(ITA)は14日、東京五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した英国のチジンドゥ・ウジャについて、検体Bからも禁止薬物が検出されたことを発表した。

ウジャを巡っては、大会中に採取した検体が世界反ドーピング機関(WADA)の禁止する薬物に陽性反応を示していた。

ITAは声明で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)により英国チームの失格が検討されると発表。そうなれば、3位だったカナダのメダルは銀、4位の中国は銅メダルに繰り上げとなる。

英国オリンピック委員会(BOA)のヒュー・ロバートソン委員長は、ウジャ以外の選手もメダル剥奪となれば「悲劇だ」と述べた。

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