7月第3次産業活動指数は96.6、前月比0.6%低下=経産省

9月15日、経済産業省が発表した7月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は96.6(2015年平均=100.0)で、前月比0.6%低下した。写真は都内で5月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
9月15日、経済産業省が発表した7月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は96.6(2015年平均=100.0)で、前月比0.6%低下した。写真は都内で5月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 15日 ロイター] - 経済産業省が15日発表した7月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は96.6(2015年平均=100.0)で、前月比0.6%低下した。低下は2カ月ぶり。経産省では「総じてみれば、第3次産業活動は、足踏みがみられる」としている。

11業種中、8業種が低下、3業種が上昇した。このうち、低下方向に大きく影響したのは3業種。「医療、福祉」はこのところの順調な動きの反動に加え、コロナ禍における通院間隔の変化などから2.5%の低下となった。「小売業」は織物・衣服・身の回り品小売業や機械器具小売業、自動車小売業を中心に2.5%低下した。「運輸業、郵便業」は道路貨物運送業、鉄道業などを中心に2.4%低下した。

一方、上昇方向では、「生活娯楽関連サービス」は宿泊業、飲食店・飲食サービス業、その他の生活関連サービス業が緊急事態宣言の対象地域の縮小などから5.5%の上昇となった。「卸売業」も0.8%の上昇となった。

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