東京マーケット・サマリー(15日)

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 109.43/45 1.1815/19 129.30/34

NY午後5時 109.67/70 1.1802/06 129.48/52

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の109円前半。8月の米CPI(消費者物価指数)が市場予想を下回り、ドル売りが優勢になった海外時間の流れを引き継いだ。アジア株が軟調となったことでリスクオフの円買いも持ち込まれた。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 30511.71 -158.39 30464.17 30,347.30─30,573.41

TOPIX 2096.39 -22.48 2101.38 2,088.92─2,103.57

東証出来高(万株) 120572.00 東証売買代金(億円) 31502.05

東京株式市場で日経平均は4日ぶりに反落した。オーバーナイトの米国株式市場の軟調な動きを嫌気したほか、前日に日経平均・TOPIXともに年初来高値を更新した達成感から利益確定売りが優勢となった。個別ではソフトバンクグループが5%超安となり、日経平均を約87円押し下げる格好となった。

東証1部の騰落数は、値上がり329銘柄(15%)に対し、値下がりが1783銘柄(81%)、変わらずが76銘柄(3%)だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.033

ユーロ円金先(21年12月限) 100.065 (変わらず)

安値─高値 100.065─100.065

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.033%になった。前営業日(マイナス0.024%)を下回った。「積み期最終日となり、資金調達の動きは一巡していたことから、レートは低下傾向にあった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。

<円債市場> 

国債先物・21年12月限 151.86 (+0.12)

安値─高値 151.75─151.89

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.030% (-0.010)

安値─高値 0.035─0.035%

国債先物中心限月12月限は前営業日比12銭高の151円86銭となり、反発して引けた。前日の米金利の低下を反映し、朝方から買いが先行。その後、低調な中国経済指標などが材料視され、上げ幅を拡大した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp低下の0.030%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.04─-0.05

3年物 0.04─-0.05

4年物 0.04─-0.05

5年物 0.05─-0.04

7年物 0.07─-0.02

10年物 0.13─0.03

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