五輪=米国、北京冬季大会の代表選手にワクチン接種義務化

東京2020

米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は22日、2022年の北京冬季五輪への出場を希望する全選手に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務化することを決定した。北京で17日撮影(2021年 ロイター/Tingshu Wang)
米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は22日、2022年の北京冬季五輪への出場を希望する全選手に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務化することを決定した。北京で17日撮影(2021年 ロイター/Tingshu Wang)

[23日 ロイター] - 米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は22日、2022年の北京冬季五輪への出場を希望する全選手に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務化することを決定した。

USOPCのサラ・ハーシュランド最高経営責任者(CEO)は、ロイターが確認した書簡で「2021年11月1日より全てのUSOPCスタッフ、アスリート、トレーニングセンターを含むUSOPC施設を利用する人々に完全なワクチン接種を義務化する」と表明し、今後のオリンピック・パラリンピックの全米国代表団にも適用されるとした。

ただ、医学的、宗教的な理由で免除を受ける機会は設けられる。

北米では選手にワクチン接種を義務付けている主要スポーツリーグはない。東京五輪では、国際オリンピック委員会(IOC)が義務化することはなかったものの推奨はされていた。

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