みずほ銀、外為取引387件に遅れ 1日は取り扱い再開

みずほ銀行は30日午後、システム不具合で一部の外為取引における送金処理が遅れていると発表した。写真は2015年5月、東京で撮影(2021年 ロイター/Yuya Shino)
みずほ銀行は30日午後、システム不具合で一部の外為取引における送金処理が遅れていると発表した。写真は2015年5月、東京で撮影(2021年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 1日 ロイター] - みずほ銀行によると、9月30日に起きたシステム不具合の影響で、外国為替取引の送金処理387件に遅延が生じた。1日は通常通りの取り扱いが可能となっている。

広報担当者によると、外為管理をするシステムと送金に使用されるシステム「スイフト」をつなぐ統合決済管理システムで不具合が発生した。原因は確認中としている。

387件の仕向け送金に遅延が生じたが、そのうち309件については当日付の処理が完了した。残りについても調整を進めているという。

みずほ銀のシステムは不具合が相次ぎ、今年2月から7回障害が発生し、金融庁から業務改善命令を受けたばかりだった。

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