残念ながら「最後の会見ではない」と麻生氏、財務・金融相進退に言及

10月1日、麻生太郎財務相は閣議後会見で、自身の進退について「残念ながらもう1回(記者会見に)付き合ってもらう。最後の会見にはならない。悪いけど」と述べた。都内で2012年12月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
10月1日、麻生太郎財務相は閣議後会見で、自身の進退について「残念ながらもう1回(記者会見に)付き合ってもらう。最後の会見にはならない。悪いけど」と述べた。都内で2012年12月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 1日 ロイター] - 麻生太郎財務相兼金融担当相は1日の閣議後会見で、自身の進退について「残念ながらもう1回(記者会見に)付き合ってもらう。最後の会見にはならない。悪いけど」と述べた。8年9カ月に及んだ財務相としての実績を問われ、答えた。

麻生氏は会見で「いろんな話をされるが新聞で報道されているだけで、新聞の言うとおりにならないことも(過去に)何百回もある。振り返った話はまだ財務大臣をやっているので、今は言えない」と述べた。自民党の岸田文雄新総裁の政策に関しては「構想をどう具体化されるか、内容をどうこうコメントするのは控えたい」と語った。

今年に入って8度目となるみずほ銀行のシステム障害については「月1ぐらいのペースか」との認識を示し、「度重なるシステム障害は、きわめて迷惑な話。顧客サービスがきちんと、まともに動いてくれることが大事」とした。

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