第100代首相に岸田文雄氏、衆参両院本会議で選出

10月4日、衆議院は4日午後の本会議で首相指名選挙を行い、自民党の岸田文雄総裁を新首相に選出した。写真は代表撮影(2021年 ロイター)
10月4日、衆議院は4日午後の本会議で首相指名選挙を行い、自民党の岸田文雄総裁を新首相に選出した。写真は代表撮影(2021年 ロイター)

[東京 4日 ロイター] - 衆参両院は4日午後の本会議で首相指名選挙を行い、第100代首相に自民党の岸田文雄総裁を選出した。

菅義偉首相の後継で、1991年から93年まで首相を務めた宮沢喜一氏以来30年ぶりの宏池会(岸田派)政権誕生となる。岸田氏は直ちに組閣に着手。皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、自民、公明両党連立による岸田内閣が4日中に発足する見通し。

衆院本会議での首相指名選挙は、投票総数は458票(過半数230票)で、岸田氏311票、立憲民主党の枝野幸男氏124票、日本維新の会の片山虎之助氏11票、国民民主党の玉木雄一郎氏11票、高市早苗自民党政調会長1票となった。

参院本会議の首相指名選挙では投票総数241票(過半数121票)のうち、岸田氏141票、枝野氏65票、片山氏15票、玉木氏15票など。

(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース