東京マーケット・サマリー(5日)

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 111.08/10 1.1596/00 128.82/86

NY午後5時 110.87/90 1.1621/25 128.89/93

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の111円前半。午前の取引では、日経平均の大幅下落を受けて一時的にドル売り・円買いが進んだが、その後は値ごろ感からドル買いが優勢になった。米長期金利が上昇したこともドルの支えとなった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 27822.12 -622.77 28050.39 27460.29─28058.67

TOPIX 1947.75 -26.17 1954.33 1928.45─1958.36

東証出来高(万株) 151132 東証売買代金(億円) 36152.67

東京株式市場で日経平均は7日続落。中国問題や米債務問題、原油高によるインフレ懸念といった要因に、金融所得課税など岸田新内閣の政策に対する警戒感も重なり、一時、前日比950円を超える下げとなった。突っ込み警戒感から後半は下げ渋ったものの、菅前首相が退陣表明する以前の水準まで下落し、調整が長期化するとの見方が広がっている。

東証1部の騰落数は、値上がり288銘柄に対し、値下がりが1843銘柄、変わらずが52銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.015

ユーロ円金先(22年3月限) 100.070 (変わらず)

安値─高値 100.070─100.070

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.015%になった。前営業日(マイナス0.017%)をやや上回った。「積み期後半に入り、地銀による資金調達の動きが強まっている」(国内金融機関)。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

<円債市場> 

国債先物・21年12月限 151.51 (-0.10)

安値─高値 151.49─151.67

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.050% (+0.005)

安値─高値 0.050─0.040%

国債先物中心限月12月限は前営業日比10銭安の151円51銭となり、反落して引けた。リスク回避の動きが強まり、朝方は買いが先行。その後10年債入札が低調だったほか、時間外取引の米長期金利の上昇を背景に、弱含みに転じた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.050%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.05─-0.04

3年物 0.06─-0.03

4年物 0.06─-0.03

5年物 0.07─-0.02

7年物 0.10─0.00

10年物 0.16─0.06

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