みずほ、金融庁にシステム更新計画を提出 作業のタイミングなど

10月6日、みずほ銀行は、相次ぐシステム障害を踏まえ、10月末までのシステム更改・更新計画を金融庁に提出した。処理作業のタイミングやシステム更改・更新を行う必要性の判断基準を示した。写真は2017年1月、都内で撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
10月6日、みずほ銀行は、相次ぐシステム障害を踏まえ、10月末までのシステム更改・更新計画を金融庁に提出した。処理作業のタイミングやシステム更改・更新を行う必要性の判断基準を示した。写真は2017年1月、都内で撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 6日 ロイター] - みずほ銀行は6日、相次ぐシステム障害を踏まえ、10月末までのシステム更改・更新計画を金融庁に提出した。処理作業のタイミングやシステム更改・更新を行う必要性の判断基準を示した。

みずほが6日に提出した計画では詳細は明らかにされていないが、障害発生時に不特定多数の顧客や決済システムに重大な影響が懸念される更新作業に関しては、オンライン処理の集中日などのタイミングを原則回避するほか、システム更改・更新は、セキュリティー強化や顧客への影響などの観点から必要性や緊急性を判断するなどとしている。

金融庁は9月22日、システム障害を繰り返すみずほ銀と持ち株会社のみずほフィナンシャルグループに対して業務改善命令を出し、10月6日までに10月末までのシステム更改・更新計画を提出するよう求めた。

金融庁はまた、システム更改・更新計画の再検証を行い、その結果とともに、計画を実行する場合の新たな管理態勢の確保などについて10月29日までに計画を提出するよう要求している。

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