パナソニック、劣後債総額4000億円 米社買収資金に充当

パナソニックは総額4000億円の劣後債の発行条件を決定した。写真はパナソニックのロゴ。千葉で2017年10月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)
パナソニックは総額4000億円の劣後債の発行条件を決定した。写真はパナソニックのロゴ。千葉で2017年10月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 8日 ロイター] - パナソニックは総額4000億円の劣後債の発行条件を決定した。関東財務局への届け出書類によると、発行するのは第1回から第3回までの期限前償還条項付・無担保社債(劣後特約付き)で、発行額は第1回債と第3回債が1500億円、第2回債が1000億円。

いずれも償還期限は2081年10月14日の60年債。第1回債の利率は当初5年間は年0.740%、第2回債の利率は当初7年間は年0.885%、第3回債の利率は当初10年間は年1.000%とする。

社債発行による手取り資金は全額を21年12月末までにブルーヨンダ―買収に伴うブリッジローンの返済資金に充当する。

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