暗号資産解析の英新興企業、ソフトバンクなどから6000万ドル調達

暗号資産(仮想通貨)の解析を手掛ける新興企業の英エリプティックは11日、ソフトバンクグループの「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」やウェルズ・ファーゴのベンチャーキャピタル部門を含む大手投資家から6000万ドルを調達したと発表した。写真は2019年10月撮影(2021年 ロイター/Darrin Zammit Lupi)
暗号資産(仮想通貨)の解析を手掛ける新興企業の英エリプティックは11日、ソフトバンクグループの「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」やウェルズ・ファーゴのベンチャーキャピタル部門を含む大手投資家から6000万ドルを調達したと発表した。写真は2019年10月撮影(2021年 ロイター/Darrin Zammit Lupi)

[ロンドン 11日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)の解析を手掛ける新興企業の英エリプティックは11日、ソフトバンクグループの「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」やウェルズ・ファーゴのベンチャーキャピタル部門を含む大手投資家から6000万ドルを調達したと発表した。

エリプティックによると、今回の資金調達にはSBIグループを始めとする新規投資家も参加しているが、出資額は公表していない。

エリプティックは2013年に創業。暗号資産の動きをブロックチェーン上で追跡し、金融犯罪対策を行っている。

このところコンプライアンスの観点から暗号資産に対する規制当局の監視が強化されていることを受け、ブロックチェーン解析への需要が急増。大手投資家から同セクターへの投資も相次いでいる。

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