サッカー=日本、オーストラリア戦で望みつなぐ勝利 W杯予選

サッカーの2022年W杯カタール大会アジア最終予選は12日、各地で行われ、日本(写真)はホームでオーストラリアに2─1で競り勝った(2021年 ロイター)
サッカーの2022年W杯カタール大会アジア最終予選は12日、各地で行われ、日本(写真)はホームでオーストラリアに2─1で競り勝った(2021年 ロイター)

[12日 ロイター] - サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選は12日、各地で行われ、日本はホームでオーストラリアに2─1で競り勝った。

最終予選3試合で1勝2敗と非常に苦しい状況だった日本は、前回サウジアラビア戦で失点の原因となった柴崎岳に代え、最終予選初出場となる田中碧を先発に抜てき。すると、田中は前半8分に左サイドのクロスが流れてきたところから先制点を決めた。

しかし、日本は後半25分に失点。守田英正がアイディン・フルスティッチを倒してしまい、当初の判定だったPKはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によってFKに変更されたものの、そのFKをフルスティッチに決められた。

これで後がなくなった日本だったが、途中出場の浅野拓磨が同41分にシュートを狙うと、これがオウンゴールを呼び込み起死回生の決勝弾となった。

19年9月から11連勝でW杯予選での世界記録を更新していたオーストラリアは、これで記録がストップした。

この結果、勝ち点を6に伸ばした日本は2位オーストラリアとの差を3ポイントに縮めた。首位は4戦全勝のサウジアラビアで、日本とは6ポイント差。アジア最終予選は各組上位2カ国がW杯出場権を獲得し、3位はプレーオフに回る。

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