陸上=東京五輪4位のケニア選手刺殺される、夫の犯行か

陸上の世界選手権で銅メダルを2回獲得したケニアの長距離ランナー、アグネスジェベト・ティロップが自宅で刺殺されたと、13日にケニア陸連が発表した。2019年9月にドーハで撮影(2021年 ロイター/Ibraheem Al Omari)
陸上の世界選手権で銅メダルを2回獲得したケニアの長距離ランナー、アグネスジェベト・ティロップが自宅で刺殺されたと、13日にケニア陸連が発表した。2019年9月にドーハで撮影(2021年 ロイター/Ibraheem Al Omari)

[13日 ロイター] - 陸上の世界選手権で銅メダルを2回獲得したケニアの長距離ランナー、アグネスジェベト・ティロップ(25)が自宅で刃物で刺され死亡したと、ケニア陸連が13日に発表した。

ティロップは東京五輪で女子5000メートルに出場し、4位だった。2017年と19年の世界選手権では、女子1万メートルで銅メダルを獲得していた。

地元警察はティロップの夫が容疑者と発表。警察は地元テレビ局に「夫の家族から、彼が泣きながら両親に電話をかけ、自分が悪いことをしたので神に許してもらいたいと言っているという通報を受けた」と述べた。

ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領は、「ケニアの英雄であるアグネスが、わがままで臆病な人物によって行われた犯罪行為によって、その若い命を失ったことは痛ましい」とし、「彼女を殺害した犯人を追跡し、逮捕することを求める」と述べた。

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