陸上=世界最速ボルト、いま注目すべきは26歳ドグラス

「世界最速の男」と呼ばれる陸上男子100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルト氏(右)が、男子スプリント界に最も影響を与えるであろう選手に、東京五輪で3つのメダルを獲得した26歳のアンドレ・ドグラス(左)を挙げている。リオデジャネイロで2016年8月撮影(2021年 ロイター)
「世界最速の男」と呼ばれる陸上男子100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルト氏(右)が、男子スプリント界に最も影響を与えるであろう選手に、東京五輪で3つのメダルを獲得した26歳のアンドレ・ドグラス(左)を挙げている。リオデジャネイロで2016年8月撮影(2021年 ロイター)

[15日 ロイター] - 「世界最速の男」と呼ばれる陸上男子100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)が、男子スプリント界に最も影響を与えるであろう選手に、東京五輪で3つのメダルを獲得した26歳のアンドレ・ドグラス(カナダ)を挙げている。

ドグラスは東京五輪の男子200メートルで金メダルに輝き、100メートルと400メートルリレーでそれぞれ銅メダルを獲得。金メダルこそ今回が初めてだったが、これまでに五輪と世界選手権で計10個のメダルを獲得した実績がある。

ボルト氏はロイターに対し、「アンドレ・ドグラスは常に安定していて、調子が良ければいつも表彰台に立っている。このままいけば、彼こそが注目すべき選手であり、倒すべき選手になる」とコメント。「他の選手は浮き沈みが激しく、一つの大会で勝っても次の大会では負けてしまう。一貫性が最も重要」と続けた。

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