8月第3次産業活動指数は95.0、前月比1.7%低下=経産省

経済産業省が15日発表した8月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は95.0(2015年平均=100.0)で、前月比1.7%低下した。写真は都内で9月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
経済産業省が15日発表した8月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は95.0(2015年平均=100.0)で、前月比1.7%低下した。写真は都内で9月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 18日 ロイター] - 経済産業省が15日発表した8月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は95.0(2015年平均=100.0)で、前月比1.7%低下した。2カ月連続の低下となった。経産省では「総じてみれば、第3次産業活動は、足踏みのなかに弱さがみられる」としている。

11業種中、7業種が低下、4業種が上昇した。「生活娯楽関連サービス」は飲食店、飲食サービス業、娯楽業や宿泊業を中心に12.2%の低下となった。「運輸業、郵便業」は旅客運送業が国内旅客運送の低調を受けたことなどから3.5%の低下となった。「小売業」は2.2%、「卸売業」は1.7%、「医療、福祉」は0.8%、「電気・ガス・熱供給・水道業」は2.4%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は1.2%、それぞれ低下した。

一方、4業種が上昇方向に影響した。「事業者向け関連サービス」は廃棄物処理業、技術サービス業や広告業が寄与し2.1%の上昇となった。「不動産業」は1.5%の上昇。「金融業、保険業」は1.2%、「情報通信業」は0.1%、それぞれ上昇した。

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