五輪=米代表チーム、北京大会でメンタル面のサポート強化へ

米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は18日、代表団のメンタルヘルスを守るため、2022年北京冬季五輪ではサポート体制を強化すると発表した。写真は2022年北京冬季五輪の旗。北京で9月撮影(2021年 ロイター/Tingshu Wang)
米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は18日、代表団のメンタルヘルスを守るため、2022年北京冬季五輪ではサポート体制を強化すると発表した。写真は2022年北京冬季五輪の旗。北京で9月撮影(2021年 ロイター/Tingshu Wang)

[18日 ロイター] - 米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は18日、代表団のメンタルヘルス支援のため、2022年北京冬季五輪ではサポート体制を強化すると発表した。

これまでスポーツ界でメンタルヘルスの話題はタブーとされてきたが、女子体操のスター選手シモーン・バイルスが東京五輪でメンタルヘルスを理由に途中棄権したことにより、その重要性が注目されるようになった。

USOPCのメンタルヘルス・ディレクターを務めるジェシカ・バートリー氏はリモート会見で「われわれは東京五輪で多くを学んだ。選手たちがメンタルヘルスの面で何を必要としているのか、北京五輪に向けて理解を深めていきたい」と話した。

長年にわたり競技に専念してきた選手たちにとって、五輪までの道のりは心身ともに負担が大きい。また、新型コロナウイルス感染拡大の問題を受け、さらなる重圧がかかっている面もある。

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