東京マーケット・サマリー(20日)

経済・ビジネス

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 114.34/36 1.1622/26 132.90/94

NY午後5時 114.36/40 1.1632/36 133.06/10

午後5時のドル/円は、前日のNY市場終盤(114.36/40円)とほぼ同水準で推移している。ドルは朝方、米長期金利上昇が支えとなったほか実需のドル買いフローが流入し、一時、114.69円まで上昇。2017年11月以来の高水準となった。ただ、その後は米長期金利が小幅に低下し、ドル買いの勢い も鈍化した。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 29255.55 +40.03 29385.95 29222.32─29489.11

TOPIX 2027.67 +1.10 2037.18 2026.16─2041.71

東証出来高(万株) 111780 東証売買代金(億円) 27099.04

東京株式市場で日経平均は続伸して取引を終えた。前日の米国株式市場の上昇を好感して上値を追う展開となったものの、あと一歩まで迫った2万9500円より上値は重いと意識され、後半は伸び悩んだ。物色面では方向性が定まらず個別物色の動きに終始した。

東証1部の騰落数は、値上がり790銘柄に対し、値下がりが1280銘柄、変わらずが114銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利 -0.036

ユーロ円金先(22年3月限) 100.065 変わらず

安値─高値 100.065─100.065

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.036%になった。前営業日(マイナス0.038%)からやや上昇した。「積み期序盤であり、積極的に調達に動く銀行はまだ少ない」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。

<円債市場> 

国債先物・21年12月限 151.32 (-0.02)

安値─高値 151.20─151.32

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.090% (+0.005)

安値─高値 0.095─0.090%

国債先物中心限月12月限は前営業日比2銭安の151円32銭と反落して取引を終えた。米長期金利の上昇で売り優勢な展開となった。新発10年国債利回り(長期金利)の引け値は同0.5bp上昇の0.090%。取引時間中には一時、0.095%と4月13日以来の高水準を付けた。

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