キオクシアと米ウエスタンデジタルの合併交渉が膠着=関係筋
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[21日 ロイター] - 米半導体大手のウエスタンデジタルとキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)の合併交渉がここ数週間膠着している。関係者2人が21日、ロイターに明らかにした。
事業価値や日本政府による承認、キオクシア大株主の東芝が進めている経営見直しを巡る懸念がネックになっているという。
この報道は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が最初に伝えた。
匿名を条件に関係筋が明らかにしたところによると、ウエスタンデジタルは適切な条件であればこの取引を継続することに意欲的という。
キオクシアの広報担当者は、臆測にはコメントしないと述べた。ウエスタンデジタルからはコメントを得られていない。
ロイターは8月、両社の合併交渉が進行中で、合併の規模は200億ドルになる可能性があると報じていた。
キオクシアは昨年、米中貿易摩擦の激化でキオクシアの主要顧客である中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が打撃を受ける中、新規株式公開(IPO)を見送った。
キオクシアの広報担当者は、引き続き適切なIPO時期を検討していると述べた。関係筋によると、IPOが実施されれば来年になる可能性が高い。
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